backnumber「HAPPY BIRTHDAY」片想いに戻る清水依与吏さん
こんにちは。グリードです。
実は先日、3月2日が私の誕生日で。
タイムリーだったので2月27日に発売されたbacknumberの新曲「HAPPY BIRTHDAY」の記事でも書いてみようかなと思いました。
- 再び片想いに戻るbacknumber
- 今回も不吉なタイトル
- Aメロの緻密な描写
- ちょいちょい入ってくるパワーワード
- 他人の心を覗いたような絶妙な表現
- いつも以上に耳あたりの良い小林武史サウンド
- 最後に
back number -「HAPPY BIRTHDAY」Music Video (TBS系 火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」主題歌)
再び片想いに戻るbacknumber
全国のbacknumberファンの皆様。おめでとうございます!
19thシングル「オールドファッション」で幸せの絶頂みたいな歌を歌ってたbacknumberが再び片想いに戻りました。
やっぱ清水さんは片想いとか失恋してないとそれっぽくないよね。
と思って何だか安心しました。笑
今回も不吉なタイトル
さて、今回の曲にはなんだかbacknumber的にはとても不吉な「HAPPY」と言う単語が入っています。
聞いてみると案の定コレも片想いの歌なので…
backnumberが曲のタイトルに「幸せ」とか「HAPPY」とかポジティブな単語入れたら大体辛い歌だと思っていい法則ができつつありますね。
Aメロの緻密な描写
この曲は
"いつの間にやら日付は変わって なんで年って取るんだろう"
という最初のフレーズで始まります。
この人はちょうど誕生日を迎えたようです。その後に続く
"もう背は伸びないくせに"
で成長期を終えてるのはわかります。
畳み掛けるように
"着信の音で飛び起きたけど損したな 君かと思ったのに"
ここまででAメロですが…
ここでだけでこの歌の主人公の心情とシチュエーションを描写してリスナーを引き込むのとてもうまいな。って思います。
こういう感覚、誕生日間近になると同じようなことを思ったことがある人も多いのかなと思います。
ちょいちょい入ってくるパワーワード
"何かの手違いで 好きなってくれないかな"
"君にも教えてあげたいけど 教わるのは僕だろう"
こういうサビ以外のところに入ってるパワーワードってbacknumberっぽいよね。
とよく思います。
何かの手違いで好きになってくれないかな。
とか一度くらいは皆さんも思ったことがあるのでしょうか?
君にも教えてあげたいけど 結局教わるのは僕だろう。
みたいな表現って
瞬き、オールドファッション
みたいな比較的最近の曲にもよくありますね。
他人の心を覗いたような絶妙な表現
"ああそうか そうだよな"
って話し言葉とか思考をそのまま口に出したような言い回しも、もうお手の物って感じですよね。
歌詞にあえてそれを使うことによってリスナーを引き込む効果があるのだろうか。なんて思ってしまいます。
片想い中の自分を客観的に見てる俺。
良いよ そんなの自分でわかってるよ
みたいな歌詞がクリスマスソングにもありましたね。
清水依与吏さんの作詞は定期的にメタ発言を入れることでリスナーをニヤリとさせるのうまいと思います。
個人的に好きな乃木坂、AKBの作詞をする秋元康さんも同じような手法をよく使う気がします。
いつも以上に耳あたりの良い小林武史サウンド
前回のオールドファッションがaikoさんのプロデュースで有名な島田昌典さんだったのですが…今回は再び小林武史さんに戻りましたね。
聞いた瞬間に
「あぁ・・・小林武史だ。」
と思うくらい特徴的です。
backnumberでいうと
ヒロイン
クリスマスソング
ハッピーエンド
瞬き
辺りが好きな人には特にウケが良さそうでしょうか。
個人的には島田サウンド好きなのでオールドファッションっぽい編曲とても好きです。
最後に
安心と信頼のbacknumber
って感じの一曲ですね。
パッと聞いたときに耳あたりが良く
(誕生日くらいあの人に祝ってほしいなぁ…)
って一人で考えてるようなシチュエーションは誰にでも覚えがあるのではないでしょうか?
ある意味backnumberらしさの集大成みたいな曲なので…
「ファンではないけどドラマは見て気に入りました!」
って人には一度ハッピーエンドや幸せと言った似たジャンルの曲とかも聞いていただきたいと思います…。
ありがとうございました。